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錦鯉の魅力

 錦鯉のまち、新潟県小千谷市は、人口40,000人の美しい山河に恵まれた文化の香り豊かな町。伝統工芸品「小千谷縮」「小千谷紬」のまちとしても知られています。
錦鯉が最初に出現したのは、約200年前頃。錦鯉は雪国小千谷の人の手によって研究と改良が続けられ、今日のような見事な観賞魚になりました。今では国内はもちろんのこと、海外において原産地小千谷の錦鯉は高い評価を得ています。錦鯉の里小千谷市の生産地では、雪国の清らかな水と伝統の技法で育てられた、本場の錦鯉を鑑賞することができます。

錦鯉には「ボス」もいなければ「いじめ」もなく、穏健で人に馴れやすい観賞魚であり、平和の象徴とされています。また、錦鯉には同じ模様がないとされ、体長1メートルを超える巨鯉もいれば、小さな鯉をガラスの水槽に入れて室内で飼育することもでき、世界中で飼う人の生活環境に合わせて楽しむことができます。


鑑賞のポイント

 錦鯉の美しさの基準は、体形・色彩・斑紋の3つが基本になります。
錦鯉の全品種の観賞に共通して一番大切な見所は「体形」です。背筋がまっすぐでボリュームがあり均衡のとれた体形をしていること、これに次いで、鮮明で深みのある「色彩」、バランスがとれた「斑紋」そして「光り」「艶」「整然とした鱗並び」など、錦鯉の見所は多々あります。


品種紹介

 錦鯉の里の鯉は、すべて小千谷市内の生産者から購入したもので、年齢は3才から30才、体長は50センチから大きいもので1メートルを超える錦鯉がいます。品種は代表的な40種ほどが飼育されています。なお錦鯉の代表的な種類は以下のような種類があります。

紅白の緋斑部に藍色が重なって出たもの。藍色のものを藍衣と呼び、葡萄衣、黒衣などもある。
銀鱗紅白

鱗の部分だけが光るように改良がなされ、金色、銀色に輝くもの。金銀鱗は、全品種に存在し多彩である。
孔雀

孔雀紅白の模様と、浅黄の網目状の鱗を持ち、光沢の強いもの。鳥の孔雀が、羽を開いた美しさから名付けられた。
紅白

白地の地肌に赤い模様があるもの。赤い模様の形状によって2段・3段・稲妻・大模様・ 小模様などと呼ぶ。
山吹黄金

全身が黄金色で光り輝くもの。金鰭・金兜・黄金と改良を重ねられてきた。
写りもの

単色の地体に筆で描いたようなタッチの黒を有するもの。地体の色によって、白写り、緋写り、黄写りと呼ぶ。
昭和三色

紅白に筆で描いたようなタッチの黒斑紋を有するもの。昭和時代になって作り出された。
浅黄

体全体が藍色、水色で、鱗一枚一枚が網目状を有する。錦鯉の原種とされている。
写りもの

単色の地体に筆で描いたようなタッチの黒を有するもの。地体の色によって、白写り、緋写り、黄写りと呼ぶ。
丹頂紅白

頭部に円状の緋斑一個を有するもの。丹頂鶴から名が来ている。全品種に丹頂があると考えてよい。

錦鯉の里の鯉たちを紹介します!

 錦鯉の里では、皆様からお預かりしているたいせつな鯉たちを、経験豊富な担当職員が365日一時も目を離さず、細心の注意を払い大切に管理・飼育しております。


ピリリ

[品種]からし鯉/年齢]14歳/[体長]1m1cm/[体重]19㎏/からし色をしているので、からしの辛さからピリリと名付けました。
鶴太郎

[品種]紅白/[年齢]5歳/[オーナー]片岡鶴太郎様/旅番組で訪れた際に、オーナーになっていただきました。 

ちゃちゃ

マツコ

やまちゃん

トキ子


錦鯉の里では、ご紹介したかわいい錦鯉たち以外にもたくさんの錦鯉が優雅に泳いでいます。ぜひ一度ご来館いただき日本を代表する最高の錦鯉たちを直にご観賞ください。皆様のお越しをお待ちしております。